【中華料理ことら】麺の焼きムラが絶妙！五目あんかけ焼きそばの安定感（札幌・北区）

2025年12月8日 2025年12月8日

monjiro_editor

平日の13時40分頃、昼のピークを過ぎた時間帯に、札幌市北区にある「中華料理ことら」に初訪問しました。店頭ボードの平日ランチメニューも気になりましたが、初訪問の中華店では「五目あんかけ焼きそば」を頼むという私なりのセオリーに従い、今回は単品での注文です。（2025年10月訪問）

店内はテーブル席が5卓ほどの落ち着いた空間で、この時間は貸し切り状態。静かに食事を楽しめる雰囲気です。

注文から10分ほどで提供されたあんかけ焼きそば（1,150円）は、見た目からして美しく、食欲をそそります。皿の上には、艶やかな餡がたっぷりとかかり、彩り豊かな具材が映えています。

中華料理店のあんかけ焼きそばは、店の個性が最も出やすいメニューの一つです。ことらのあんかけ焼きそばの特に良かった点は以下の通りです。

麺の焼き加減： 麺はしっかりと焼かれており、焦げ目の香ばしいパリッとした部分と、餡が絡んでしっとりとした部分の「焼きムラ」が絶妙でした。この食感のコントラストこそが、あんかけ焼きそばの醍醐味です。
餡の具材の豊富さ： いか、えび、豚肉、ハム、白菜、人参、きくらげ、筍、ザーサイなど、非常にバランス良く具材が入っており、食感も楽しめます。
安定感のある味わい： 味付けはやや濃いめでご飯にも合いそうな仕上がりですが、中華の基本に忠実で、華やかさよりも安定感のある「町中華」の良心が感じられます。

餡が多めだったため、麺を食べ終えた後も餡が皿に余ってしまうほどでした。小ライスを追加して最後まで楽しむのも良いかもしれません。

ピークを過ぎた落ち着いた時間帯に、ゆっくりと上質なあんかけ焼きそばを味わうことができました。静かな空間と、誠実な仕事ぶりが感じられる安定した味わい。次回は、店頭で見た「えびと玉子のチリソース」や、チャーハン、セットメニューなどにも挑戦してみたいと思わせてくれる一軒です。

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