【四季武むら】サメかれいの煮付け定食は上品な出汁が決め手（札幌・北区）

2025年12月2日 2025年12月3日

monjiro_editor

平日のお昼ご飯を頂きに久しぶりに訪問しました。（2025年11月訪問）定期検査を控えていたこともあり、この日は体に優しく、それでいて満足感のある魚料理が食べたくなり「四季武むら」を選びました。以前訪れた際の印象が良く、今回も期待が高まります。

開店前の静かな時間、一番乗りで入店

開店時間の少し前に到着すると、先客はおらず駐車スペースにも余裕があり一安心。11時ちょうどに暖簾がかかり、一番手で入店しました。店内は落ち着いた雰囲気で、カウンター越しに漂う出汁の香りが心地よい空間です。

この日のメニューは、焼き魚が銀鮭、マトウダイ、サメかれい、汐サバ。煮付魚はほっけ、サメかれいと、どれも惹かれるラインナップ。その中から「サメかれいの煮付（1,100円）」を注文しました。かれいは骨が多くやや食べにくい魚ではあるが、こちらなら丁寧に仕上げてくれるだろうという期待がありました。

やや時間をかけて提供された定食は、メインのサメかれいの煮付に、小鉢2種、漬物、ご飯、味噌汁が付く充実の内容です。煮付けは色合いも美しく、香りからして上品です。

箸を入れると身はふっくらと柔らかく、甘辛い煮汁がしみ込んでおり、素材の良さを引き立てています。長時間煮込むタイプではなく、魚の持つ旨味を活かした軽やかな味わいでした。当初の懸念どおり細かい骨は多少気になりましたが、それを補って余りある美味しさです。

味噌汁も印象的で、厚揚げとなめこ入りという豪華仕様。しっかりとした出汁が効いており、最後まで飽きずに楽しめました。食後には温かいお茶が提供され、心遣いを感じる対応です。

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