【元漁師の嫁】980円の日替り「サバのみそ煮定食」は心も温まる逸品(札幌・東区)

土曜日のランチを頂きに再訪しました。(2025年11月訪問)11時ちょうどの到着で駐車スペースには余裕があり、先客もいない静かなスタートでした。店頭の黒板を見ると、この日の日替り魚定食は「サバのみそ煮」と「サメガレイの煮付」の二本立て。数日前に別店でサメガレイを食べたばかりだったこともあり、今回はサバのみそ煮定食(980円)を選びました。

丁寧な仕事ぶりが伝わる「おかずプレート」

窓際のカウンター席に腰を落ち着け、落ち着いた店内の空気を眺めているとほどなく提供されました。メインが盛られたおかずプレートに加え、白飯とあら汁という構成です。

おかずプレートにはサラダ、小鉢2種、とうもろこしまで添えられており、見た目からして丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。こういう添え物から、「魚を扱う店としての信頼度」がぐっと高まりますね。

味が優しく身はふっくら!メインのサバのみそ煮

メインのサバのみそ煮は、味付けが控えめで角がなく、やさしい味わいです。しっかり煮込まれていながらも身はふっくらとしており、ほどよい脂が感じられご飯との相性も良いです。

サバ特有の細かい骨が多く、慎重に進める必要はありましたが、それを含めて食後にはちょっとした達成感が残りました。こういう“手間のある魚”をきちんと美味しく仕上げてくれるのは、魚を扱う店として信頼できるポイントです。

特筆すべきは具だくさんの「あら汁」と小鉢のクオリティ

小鉢はまぐろの角煮と冷奴。どちらも素朴ながらしっかり味が整っており、主役を引き立てる脇役として十分なクオリティでした。とうもろこしも甘みがあって良いアクセントになっています。

そして特筆すべきはあら汁です。鮭のあらが使われており、見た目以上にしっかりと出汁が出ています。魚の旨味がすっと体に染み込むようで、これだけでも満足度が高いと感じました。

まとめ:気軽に魚ランチを楽しみたいときの貴重な一軒

魚の定食は“何が出るのか当日になるまでわからない”という楽しみがあり、この店はそのワクワクをきちんと提供してくれます。健康的で、しかも家庭の延長線ではなく「お店の味」として成立しているのが良い点です。

魚を中心にしたランチを気軽に楽しみたいとき、ここは非常に貴重な一軒です。今後も日替りの内容を楽しみに、定期的に訪れたいと思います。

ランチメニュー

店舗情報

店名元漁師の嫁
ジャンル定食
アクセス車、地下鉄 東区役所駅 徒歩5分
営業時間(ランチ)11:00-14:30
定休日水、日
価格帯980円~1500円
その他カウンター席あり

訪問月:2025/11

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